あらすじ江戸に戻ったばかりの八州廻り・小室春斎に、札差「扇屋」の主従を惨殺して七千両を奪ったうえ、幕府が招いた琉球使節まで手に掛けた凶賊の捕縛命令が下った。難を逃れた扇屋の美人姉妹から、賊が箱根越えを企んでいることを聞き出した春斎は、亡き父から受け継いだ愛刀を携え、東海道を上り始める。