「聞き取れない・・・」をスパッと解決!
●「こんな音のはず!」――その思いこみ、リスニングを邪魔していませんか?●
◎よくある思い込み1
「英語を見ながら聞いているのに、すみずみまではっきり聞き取れない!」
◎そんなあなたへのアドバイス
すべての音が明瞭に聞き取れるはず、という先入観を捨てましょう。
・英語のセンテンスには「強」「弱」のリズムがあります。
弱く発音されるところは、「もともとはっきり発音されていない」のです。
そんなところは「どんなに耳を傾けても、はっきりと聞こえるはずはない」。これが正解です。
★本ゼミ「第1日:英語のリズム」~「第2日:弱い音」で、まずは英語特有の強弱リズムに耳慣らし!
《キーワード》
#内容語 #機能語 #等時性 #そもそも弱い #口はあまり動かさない
◎よくある思い込み2
「Can you …? がキャンユー、in there がイン・ゼアに聞こえない。このテキストは誤植だな」
◎そんなあなたへのアドバイス
英語はつなげて発音されるもの。つづりの通りには、聞こえません。
・1語ずつ発音されるとは限りません。文字化された英語と、音声の英語の違いは大きいのです。
・英語では、「語末の子音」と「直後の母音」がつながる、2つの音が並んだときに別の音に変わる、子音が落ちるなどの現象が頻繁に現れます。
★第8日~第9日の「音の連続(1)(2)」で、音声の変化に耳慣らし!
《キーワード》
#連結 #同化 #脱落 #有声化 #CheckItOutはチェケラッ
◎これらのほかにも、本書では――
・1日1課、2週間で無理なく「発音のメカニズム」を網羅。
・リスニング練習と発音練習を同時に進めて、理解度をアップ。
・単語に限定せず、「文」や「会話」の自然な音声を自然な速度で、たっぷりリスニング。
「英語の耳づくり」には、「知る」+「聞く」+「言ってみる」がすべて大事! この一冊がお役に立ちます。
※本書は2009年7月発行の『新装版 耳慣らし英語ヒアリング2週間集中ゼミ』の音声をMP3音声ファイル化し、新装したものです。学習内容や構成は基本的に変わりません。
※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※本書の学習で使用する音声(MP3)は、すべて無料でダウンロードできます。アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「英語学習 booco」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「英語学習 booco」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。
【対象レベル】英語初級以上
【著者プロフィール】
小川直樹:
英語音声学者・コミュニケーション向上コンサルタント。
1961年東京生まれ。上智大学大学院言語学専攻博士前期課程修了。1998年、イギリスのレディング大学で研修。聖徳大学教授を経て、2013年、コミュニケーションのコンサルティング会社 Heart-to-Heart Communications を設立し(HPは http://www.hth-c.net/)、代表取締役を務める。20年以上の女子大での教育経験と教員研修での指導経験を基に、英語発音・プレゼン技法・人間関係の技法などを一般向けに伝えている。著書に『イギリス英語で音読したい!UK音読パーフェクトガイド』、『イギリス英語発音教本』(研究社)、『イギリス英語を聞く THE RED BOOK』(コスモピア)、『英語の発音 直前6時間の技術』(アルク)などがある。