「コアイメージ」と「ネットワーク」で約300の動詞をマスター!
haveやbe、do、getなどはいずれも日常会話に欠かせない、頻繁に使われる動詞です。こういったごく基本的な単語は、辞書を調べると複数の意味があります。例えばbreakを辞書で引くと「壊す」「破る」「割る」「折る」「切る」といった意味が出てきます。1つ1つ覚えていてはキリがありません。
「コア」で基本動詞を理解する
本書では、基本動詞の意味を理解するために「コア」という考え方を取り入れます。「コア」とは、「言葉の『核』となる本質的な意味」のことです。基本動詞の日本語の訳語それぞれに共通する意味を詳細な解説とイラストを通して理解した上で、多くの例文を通してその「コア」の意味を定着させます。
基本動詞を取り巻く関連語
いろいろな場面で使えて便利な基本動詞ですが、前後の文脈がないと正確に意味が取れないこともよくあります。
She took his coat.(彼女が彼のコートを取った)だけでは、「預かった」のか「盗んだ」のか分かりません。takeの代わりにstealを使うと「盗む」という意味が明確になるのです。
このような、基本動詞の意味をより具体的に表す動詞を「関連語」として紹介し、例文と合わせて覚えます。基本動詞と関連語をネットワーク図でも紹介するので、つながりを視覚的にも理解できます。
例文はすべて音声付き!
基本動詞と関連語、そしてすべての例文に音声をご用意。ダウンロード式なので、パソコンやスマートフォンなど、好きなデバイスでいつでも発音の確認ができます。
※ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。
※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※本書は2008年発行『話せる英単語ネットワーク[動詞編]』を再構成したものです。
【対象レベル】
全レベル
【ダウンロード音声】
本書に掲載されたすべての動詞と、その動詞を含む英文を音声で収録。会話に役立つ表現も多数収録!
【著者プロフィール】
田中茂範:
慶應義塾大学環境情報学部教授を経て、現在は慶應義塾大学名誉教授。ココネ言語教育研究所所長。コロンビア大学大学院博士課程修了。NHK教育テレビ『新感覚☆キーワードで英会話』(2006 年)、『新感覚☆わかる使える英文法』(2007年)の講師を務める。『E ゲイト英和辞典』(ベネッセ)代表編者。JICAで海外派遣される専門家に対しての英語研修も長年担当。