日本人の英語は「間違いだらけ」「誤解される」「怒らせる」……ちょっと待った、それ本当? 本書では、ネイティブ72人にアンケートを実施。その結果、多くのフレーズは「問題ない」ことが判明しました! 自身もネイティブの著者が、実は「ちゃんと通じてる」25のフレーズをお題に語ります。読んで楽しく、英語を話す勇気がわいてくるエッセイ集。
ネイティブは、小さな間違いなど気にしません
・「教科書英語は間違いだらけ」? 「a を抜かしただけで笑われた」? 「感謝の表現のつもりで、相手を怒らせた」?……いつしか定説化した「通じない日本人エイゴ」について、国内・海外のネイティブ72人に尋ねてみると……大半は「その程度のことは気にならない」「何も問題ない」「ちゃんと通じる」ことがわかりました。
定説だからって、事実とは限りません
・本書では、巷でささやかれているこんな説・あんな説を大検証。
「“How are you?” “Fine, thank you.” は死語」?
「Pardon? と聞き返すのは超失礼」?
「Call me taxi. と頼んだら、『タクシーさん』と呼ばれる」?
「No, thank you. はキツい拒絶になる」?
「Today's hot. は文法ミス」?
……こんな話を聞くと、英語を話すことが怖くなってしまいますね。でも実は、いずれも心配するほどの間違いではありません。それどころか、ネイティブが普通に使う表現も多く含まれています。
・アンケートでは、ネイティブ目線で見た各フレーズの許容度を○(全然問題ない!)、△(まあまあかな?)、×(絶対ダメ)で判定。結果を円グラフで示してあります。…他