異質な見た目をしているせいで周囲に疎まれ、一人でひっそりと暮らしていた平民の少女・フィーリアはある日、国王から「伝説で語られる"聖女"の再臨だ!」と告げられる。その日から国民のために奉仕し、人々から慕われるようになるも、それから1年――突如として"終焉の魔王"アーテルが王国を襲来し、生贄として聖女であるはずのフィーリアが差し出されてしまう。『天災』と恐れられるアーテルだが、意外にも優しくしてくれる様子に心を許しかけるフィーリアだったが・・・・・・「僕から逃れようとするなら、ちゃんと解らせるしかないね」「ずっとずっと・・・僕だけの聖女だ」天涯孤独の聖女がヤンデレ魔王に溺愛されるラブファンタジー。