あらすじ『十六歳になったらマリサは正気を失うことになる訳じゃ』 自身の中のもう一人の人格、 聖女の孫娘だった前世さんの提案により、 さらなる修行を始めるマリサ。 そこへ、唐突にイヴァンナと名乗る吸血鬼の姫(幼女)が現れた。 何やら残念感の漂う言動とは裏腹に、 フェンリルのフーくん、そして前世さんすらも警戒するその幼女は、 マリサの重大な秘密を口にする――。