あらすじ「もしも、俺になにかなりたいもんが見つかったら、そん時はよろしくな」 東雲は夏織の“父”になりたかった……。 夏織は東雲の“娘”になりたかった……。 幽世唯一の貸本屋を営むあやかしで付喪神の東雲と人の子である夏織。 異種族の父娘(おやこ)に今、それぞれの決断の時が訪れる――。 笑いと涙と人情の、どこか優しい幽世の物語 ――堂々完結!