たとえば木を描くとき、一口に木と言っても木にはいろいろな表情があり、葉が生い茂った夏の木もあれば、幹がどっしりと並ぶ冬の木立もあります。また、遠くにかたまりのように見える遠景の木、葉の形がきっちり見える近景の木……どれもとても魅力的です。本書ではそんなさまざまな木の描き方を学んだ上で、水の描き方を練習し、最後の総仕上げとして水と木のある風景を描いていきます。ペンの選び方や線の引き方から詳しく説明していますのではじめての方でも安心。ペン画は画力より根気です。コツコツ描いていくことで誰でも作品を仕上げることができます。さあ、楽しくペン画を描いてみましょう。