水彩で花を描く手順を分かりやすく解説した、初心者向けの水彩技法書です。万葉集に詠われた草花をモチーフに、今でも目にすることのできる秋の草花や実の描き方を著者が丁寧に紹介していきます。ロマン溢れる太古の歌を楽しみながら、千数百年の時を経て命をつないできた花々への感動を、あなたも水彩で表現してみませんか? 花の描き方の解説ページでは、下描きから彩色の方法まで少しずつ丁寧に解説しているので、初めて絵を描く方でも大丈夫です! それぞれの花に、万葉集で詠まれた歌を添えて掲載していますのでそちらもお楽しみ頂けます。草花の美しさに感動し、表現したいと思う気持ちは、昔も今も変わらないようです! また、せっかく描いた絵、誰かに出してみたくなりませんか? 山上憶良が歌った「秋の七草」をモチーフに、ハガキやグリーティングカードへあしらった作例を掲載しているので、お手本にして描いてみましょう。秋は草花だけでなく、果実も魅力的なモチーフです。それぞれの果実には、コラム風のコメントもついています。