あらすじレネア神光国を率いる聖女たちへの斬首作戦は成功した。 拓斗は裏から事態を操っていたテーブルトークRPG「エレメンタルワード」のプレイヤーである操腹慶次(くはら・けいじ)を打倒し、奪われていた《汚泥のアトゥ》を取り戻すことに成功するが、その代償は大きなものとなった。 意識を失ってしまった拓斗……指導者不在という最悪の状況を打破すべく、アトゥはある英雄の召喚を決意する。 《幸福なる舌禍ヴィットーリオ》――それはマイノグーラ史上最悪の英雄。