あらすじ商社をクビになったその日、かつて夢に描いていた絵本作家のことをボンヤリと 思い浮かべながら書店をさまよう栃潟靖悟は、何気なく手にした『ももたろう』の絵本が、 鬼に桃太郎が倒される話に変わっていることに驚く。 内容を書店員に問いただすも、元々こういう話だと苦笑いされる靖悟。 だが、目の前に《絵本の中に入れる》編集者、八ツ宮ひばりが現れたことで、 彼を取り巻く状況が一変、絵本世界の修復に協力することになるのだが……。 有名な絵本を舞台に繰り広げられる編集者たちのドタバタお仕事ファンタジー!