全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
東京23区の中で妙に「浮いた」存在が足立区だ。
足立区の悪評は枚挙に暇がない。「足立区は東京最大の貧困地域」「東京最悪のヤンキー地帯」「足立ナンバーの車は運転マナーが最低」などなど。
しかし、これは本当なのか、真実なのか。
実際、現在の足立区はこうした悪評を払拭しつつある。
つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーの開業で、長年足立区を苦しめていた「交通不毛」は解消しつつある。
これにより、マンションの建設ラッシュが発生し、人口は急増中だ。
本書は、21世紀に入り、急激な変化を遂げつつある足立区で、何が変わり、何が変わっていないのか。
足立区の今と未来、そしてそこに住む人々の姿を探っていく。