あらすじ第2次世界大戦の結果、ドイツ、日本などの400万人以上の将兵、また数十万人の民間人が、ソ連領内や北朝鮮などのソ連管理地域に抑留され、「賠償」を名目に労働を強制された。これはスターリン独裁下、政治犯を主に扱った矯正労働収容所がモデルの非人道的システムであり、多くの悲劇を生む。本書は、その起源から最大の人数であったドイツ軍捕虜も視野に入れ、日本人が被った10年に及ぶ実態を詳述。その全貌を描く。