あらすじある日、俺は妹の琴美から相談を受けた。晴れて友達になった桃井の誕生日が近いようで、プレゼントのぬいぐるみ作りを手伝ってほしい、とのことだ。友達を喜ばせようと頑張る妹のために手を貸すことにした俺は、針で指を怪我しつつもぬいぐるみ作りを手伝うが、それを桃井に知られてしまい―― 「あたしのためにどうしてそこまでしてくれたの……?」 「桃井のことが大事だから喜ぶ顔が見たかったんだ」 その日を境に、気晴らしに遊びに誘われたり、家にお邪魔することになったり、桃井との距離が縮まったような気がする。そして、夏休みが迫ったある日、俺は桃井の気持ちを知ることになり――!?