あらすじ戦争、国際政治、国際法は三位一体でないと理解できない。 国家ができる前に、ヨーロッパはすでに国際社会を形成していた。 その理由はキリスト教という宗教に求められる。 キリスト教共同体からいかにして、国家、資本主義、近代法、戦争が生まれたかを徹底分析。 ヨーロッパで生まれたこの怪獣は、世界中に広まり、様々に姿を変えていった。 この怪獣の正体を真に把握できなければ、我々は気がつけば戦場に立っていたという羽目に陥ることだろう。