僕の肌はなぜ黒いのか? 僕は日本人なのか?
日本代表ストライカーが初めて明かす、苦悩と歓喜に揺れた半生を綴った生き方本。
サッカー日本代表ストライカー、鈴木武蔵。
ジャマイカ人の父と日本人の母の間にジャマイカで生まれ、6歳のときに日本に移住すると、見た目によるいじめや差別を受けるようになる。
しかし、サッカーを拠り所に、周囲を気にする「ムサシ」から、自分の心に芯をもつブレない「武蔵」へ内面を変えていく。
本書は単なるアスリートの本ではなく、いじめや差別に苦しみながらも、自分を見つめ、歩き続けてきた人間のありのままを綴った「生き方」本だ。