あらすじSNS上の怒りの声はなぜ当事者でない人まで自分の怒りと同一視させて、 許せないという気持を蔓延させるのか。社会病巣を抉る。 スマホを開けばそこには許せない事件、人物、発言、広告… いつでも好きなだけその「許せない」は「怒り」に変えられる。 当事者でない身勝手な一人の匿名の怒りツイートは「みんなの怒り」に加工され、 集団で怒りを爆発させることがカタルシスになる。 ナイナイ岡村のコロナと風俗発言 女子レスラーを死に追いやった事件 芸術家・会田誠展と表現規制 「宇崎ちゃん」献血ポスター事件…… SNSの麻薬のような力に侵された時代をその実態と炎上の論争から解き明かす。