累計130万部突破!〈ゼロ〉シリーズの著者が放つ衝撃のサスペンス!
怪物的殺人マシーン、元傭兵、公安刑事。生と死を裁く神は誰に微笑むのか!?
難民問題が深刻化する近未来の日本。
受け入れ派と排斥派が対立するなか、教育施設から脱走した難民テロ集団『モグラ』によるテロ行為が頻発していた。
警視庁公安五課の東郷は、一月後に控えたG20でドイツ首相の暗殺が企てられているという情報を掴む。
暗殺計画の首謀者・村瀬は暗殺者を雇ったというが、年齢、国籍、性別、すべて謎に包まれていた。
その頃、資金繰りに苦しむ会社経営者・香椎のもとに一本の電話が入る。
香椎が元自衛官で、ソマリアで傭兵として暗躍していた過去を知っていた相手は、
ある提案を持ちかける。東郷、香椎、謎の暗殺者――
それぞれの思惑が交錯し、死闘が始まった!!
生と死を裁くヴァルキリーは誰に微笑むのか。