あらすじ中国人はなぜ平気でウソをつき、なぜ社会に不信が蔓延するのか。 それは歴史に秘密があった。 皇帝と漢字と城によってつくられた中華文明そのものが不毛の原因なのである。 王朝ごとの断絶した歴史しかなく、官僚による点と線だけの統治では、民は収奪の対象でしかなかった。 ないないづくしだった中国人だから、残酷なくらい利己的にならざるをえなかったのである。 中国人の本質を歴史、社会構造から読み解いた日本人必読の書。 2013年刊の新装版。