あらすじ小夜子24歳。無職。趣味は通夜へ行くこと。 小夜子は一年前の就職活動で失敗して以来、引きこもりの生活をしている。 弟の結婚式にいやいや出席後、道に迷ってしまい、誰かの通夜に遭遇する。 そこには悲しみが溢れていた。 世の中、悲しんでいる人は私だけではない! 悲痛な想いをしている空間が小夜子にとっては心地よい場所となった。 その日から小夜子の通夜通いが始まったのだった。 葬儀場で人生が変わる、再生の物語。