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21年ぶりに自力W杯出場を決めた日本男子バスケ。
その原動力となったのが、2018年4月に日本国籍を取得し、帰化したニック・ファジーカスである。
しかし、その道のりは平たんではなかった。
父親の影響でバスケットボールをはじめた子ども時代、
ネバダ大学をNCAAトーナメントまで導いた大学時代、
ドラフトで指名されたものの、NBAではほとんど出場機会も恵まれず、
ベルギー、フランス、フィリピンへと渡り歩く。
そしてバスケ後進国だった日本へ。
当時の日本バスケは世界での活躍はおろか、アジアでも10番目ぐらいだった。
その日本がW杯出場を勝ちとり、そして2020年の東京オリンピック出場を獲得した。
日本バスケの救世主としての活躍について、
ニック・ファジーカス選手がバスケットボールと共に生きてきた34年の半生を振り返る初の自叙伝。