あらすじ愛する夫の赤ちゃんが欲しい。なのになぜ。美沙子がガンの治療で子宮を失ったのは、まだ三十歳になる前。壮絶な喪失感と赤ちゃんへの想いは、やがて美沙子とその家族を思いがけない選択の連続に追いこんでいく。代理出産は罪なのか。誰が代理母を引き受けるのか。ひとつ選択するごとに悩み、答えを探しつづける美沙子たち。ベストセラー『感染』の著者が描くヒューマン・サスペンスの傑作!