アニメの原作・脚本・監督を手がける磯光雄が信頼を寄せる脚本家・宮村優子が、2人の少女の葛藤と友情、仲間たちとの絆などを細やかに描いたジュヴナイル小説第8巻。
子供たちの間でウェラブルコンピュータ“電脳メガネ”が大流行している、202X年。フシギ都市・大黒市で、ヤサコとイサコを中心とした子どもたちが、“電脳メガネ”の秘密をめぐり、ひと夏の冒険を繰り広げる。
近隣の小学生たちのカリスマとなったイサコの周囲で電脳トラブルが多発。「イサコさま」を祭りあげ、利用しようとする者らにヤサコたち<コイル電脳探偵局><黒客>は、ひとつの決断を下す――!