引っ越してきた小学5年生の七子は同級生・鳥羽の「ものだま探偵」を手伝うことになった。
七子がふとしたときに口ずさんでいた、どこで聞いたのか覚えていない歌。学校でも同じ歌を口ずさむ子がいるようだ。これは、ものだまのせい?
鳥羽のライバル、律が持つ、ものだまの宿るチェスの駒・ルークが関係しているのかもしれない…。「ルークとふしぎな歌」
七子はある日、自分と同じ服、同じ髪型の子を見かけた。ふりむいたその顔も、七子そっくり!
もしかしてドッペルゲンガー? さらに、自分のそっくりさんを見たという人が何人も現れ…?「わたしが、もうひとり?」