祖父・息子・孫の三代で、悪を成敗!
人気の時代小説が、新シリーズになって、登場!
将軍家斉の治世。
江戸城本丸で執り行われた大評定で、相模国にある町の自治により営まれる竜宮町に謀叛の動きがあると報告された。
大目付の大河内右京は、この件に元加賀藩士の筒井権兵衛が関わっていることを知る。
彼は昌平坂学問所で一緒に学んだが、御政道批判したため、流罪になったはずだった。
老中から、竜宮町を潰せと命ぜられた右京だったが、謀叛に疑問を持ち、町に潜入し、調べてみることに……。
将軍にも意見し、“かみなり旗本”の異名で知られる大河内政盛。
その息子で、一見腑抜けて見えるため、ひょうたんと呼ばれる右京。
そして、右京の息子の徳馬。
大河内家三代が悪を断つ!
人気シリーズ、新章開幕!!