あらすじ「私、すごく激しいの。いじめるかもしれないけどいい?」 母親が情夫と心中したという部屋で魔性の女・澄子は征郎を貪り始めた。 そして母が取り憑いたように上からズンズンと… 日露戦争終盤の明治三十八年。 ブリキ玩具の職人・征郎十八歳は、なんと十代から四十代まで各年代の女といたす幸運を。 青い果実から熟すまで、お味は一体どう変わる―。