あらすじ「俺だよ俺、助けてくれ」と子どもの筆跡を真似た手紙を使い、年寄りから金を奪う悪い輩が現れた。 かみなり大家族の次男時次郎は、下っ引きとして、近所の婆さん連中に注意を促す。 「そんな手にだまされる馬鹿がいるもんかね」と一笑に付されていたが、その姿を逆に頼もしく思う母親のお多枝。 これなら大丈夫だわ、と安心した矢先、一人の婆さんが行方不明に… やっぱりだまされたんかい。