じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、
まわりは振り回されっぱなし。
まったくもう!
大爆笑時代コメディ!!
大谷忠信との婚儀もいよいよ半月後と迫ったじゃじゃ馬鶴姫。
大名の正室となるべく花嫁修業でみっちり仕込まれていいた。
ようやく清水家のお屋敷から抜け出す機会を得るものの、駕籠の窓から江戸の町を眺めるばかり……
と思いきや急に外が慌しくなった。
鶴姫は駕籠から引きずり下ろされ、拐かしに遭ってしまう――!
「運がええのう。これでお外で遊ぶことができるでござる」
侍やヤクザと接するうちに妙な言葉遣いがすっかり板についた鶴姫であった…
大人気書下しシリーズ最終巻!