既刊(1-6巻)

将軍の影法師 葵慎之助 背水

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640
町火消し朝沼頭取(とうどり)の愛犬がお伊勢参りを済ませて帰ってきたが、妙なことに瀬戸内塩飽(しわく)衆の源太と佳奈と名乗るふたりも一緒だった。事情を訊けば、家康が塩飽衆に与えた朱印状が何者かに狙われているのを江戸の仲間へ報せに来たという。手掛かりは賊が落とした三つ引紋の印籠──戦国の世に海賊として名を知らしめ、今は旗本となっている三浦家の家紋に、心当たりのある慎之助は首を傾げる。(書下し時代剣戟)
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将軍の影法師 葵慎之助の作品情報

あらすじ

町火消し朝沼頭取(とうどり)の愛犬がお伊勢参りを済ませて帰ってきたが、妙なことに瀬戸内塩飽(しわく)衆の源太と佳奈と名乗るふたりも一緒だった。事情を訊けば、家康が塩飽衆に与えた朱印状が何者かに狙われているのを江戸の仲間へ報せに来たという。手掛かりは賊が落とした三つ引紋の印籠──戦国の世に海賊として名を知らしめ、今は旗本となっている三浦家の家紋に、心当たりのある慎之助は首を傾げる。(書下し時代剣戟)

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