あらすじ江戸城で御前試合が催されることとなり、何と塩谷隼人が名指しされた。選ばれたのは隼人以外は全員が幕臣、名だたる流派の若手門人ばかり。いくら手練とはいえ、高齢の隼人が不利なのは明らか。将軍・家斉公のお声がかりということだが、これは尼崎藩を貶めようと企む輩の陰謀ではあるまいか……!? 塩谷隼人と日比野左内老、若二人の中條流剣法の達人を描く、シリーズ第五弾!