あらすじ馴染みの土鍋屋が強請(ゆす)られた。あるじの幸右衛門に相談され、助太刀に入った安兵衛は必殺剣滝落しの遣い手と斬り合い、傷を負う。その場は追い返せたが、ついに敵は安兵衛の居候先の料理屋笹川を狙ってきた。女将のお房(ふさ)とは情を通じる仲だ。新たに巨悪の影が垣間見えると、安兵衛は流浪侍の藤倉、蝶々の玄次、さらに北町奉行所にも合力を得た――御用だ御用だ! 喧嘩剣法が悪を断つ。シリーズ第七弾。