あらすじ大坂に到着した俊介らが真っ先に向かったのは、名医が営む診療所。原因の分からぬ頭痛で難儀する仁八郎が、ひとり一行を離れ、世話になっているはず。しかし、置き手紙を残したまま、彦根へ発ってしまったと医者は言う。仁八郎の身に一体なにが起こったか? 急ぎ後を追う一行を巻き込む、恐るべき陰謀とは? さらに宿敵似鳥幹之丞の魔剣までもが俊介を襲うのか? 若殿、危機一髪!(傑作廻国活劇第八巻)