あらすじ周防国(すおうのくに)で何者かに毒を盛られて倒れた真田俊介。辛くも一命を取り留めたが、なんと目が見えなくなってしまった。名医の噂を聞いた一行は岡山に入り、俊介は目の治療を受け始める。ここ岡山では藩主池田内蔵頭(くらのかみ)の命をつけ狙う者が暗躍し、池田家秘蔵の名刀大包平(おおかねひら)が盗まれるなど不穏な動きが。名医参啓も何者かに襲われ、深傷(ふかで)を負ってしまう。好漢俊介、目は見えずとも、悪を斬る!傑作廻国活劇第七巻。