あらすじ出合茶屋で役者が首をつった。どうやら心中らしいが、女の姿が見えない。検死医師の話から同心の鹿戸吾市は自死と決めつけたものの、役者と知り合いだった中間の砂吉は納得せず、ひとりで調べはじめることに。ところが今度は、砂吉が首つりにみせかけて殺されかけた。深く悔いる吾市を手助けすべく、祝言を目の前にした文之介も探索に加わるが。