身近な雑草、実はスゴい生き物だった!
繁殖力と生命力を支える秘密の作戦を大公開!
野草でも作物でもない、雑草の生態を知ることで植物の基本的なしくみはもちろん、私たち動物にはない、生きるための工夫や仕掛けがよくわかります。
水や肥料を与えられるわけでもないのに、道路や空き地で元気に育つのはなぜか?
コンクリートだらけの市街地、実は森や林より植物にとっては快適な環境だった!?
小学校低学年でも理解できるやさしい文章で、生物学のおもしろさに触れられる一冊です。
著者はタンポポ研究でも知られる保谷彰彦氏。
タンポポには特に雑草らしい巧みな作戦が詰まっていることから、ライフサイクルやからだのつくりまで丁寧に解説されています。
学校や家の周囲でよくみる雑草が多数登場するので、生活科の副読本にも最適。
植物学者、牧野富太郎博士の徹底した植物観察についても紹介。
子供たちを身近な植物のおもしろい世界へと誘います。