きほんのき「平結び」さえマスターすれば、こんなにいろいろなマクラメ作品がつくれるようになります!
本書は、ビギナー向けの本でも結局よくわからず、それ以上先に進めなくなった…という皆さんに贈る、新しいマクラメのテキストブックです。
マクラメで一番初歩的な「平結び」を取り上げ、この結び方だけでも間隔の空け方やねじり方の違いでいろいろなパターン模様を作れてニュアンスが変わったり、結びのつなげ方で「ベルト状に」「平面に」「放射状に」「立体に」なったりと、きほんの「き」といえる平結びだけでもこれだけのことができることを実践で覚えていく本です。
ダンボール織りなどで活躍する著者が、自らマクラメ作品づくりを経験し、そのときに感じた疑問や不足部分をあますところなく取り上げることで、今までのどうしても止まってしまっていた皆さんの、いろいろな「なぜ?」という疑問にもお答えします。
もちろん、マクラメの糸の選び方、結ぶのにあると便利な道具、マクラメのカセのほどき方、糸の取り付け方、糸の切り寸法の計算の仕方などなど、マクラメに書かせない基礎知識もきっちりと紹介。
「複雑なテクニックを多用しないとおしゃれなアイテムは作れない?」
「結びの種類をいくつも組み合わせてデザインしないとおしゃれなものにならない?」
などのように思う、少しマクラメ作品づくりに慣れてきた人にも、基本は平結びを基軸に、あくまでもシンプルに、複雑すぎるデザインや結び方はあえて載せず、極力扱いやすいものに絞って、そのなかで、いかにおしゃれで使いたくあるアイテムを作れるかを提案します。