イタリアのエッセンスをふんだんに取り入れ、オリジナリティあふれる数々のアイテムで人々を魅了する東京・中目黒のパン店「トラスパレンテ」。
2008年の創業以来、右肩上がりの人気を誇り、現在、中目黒本店を含め8店舗を運営。
ますます拡大を続けています。
競争がますます激化するパン業界では、繁盛店になることはおろか、生き残るのはごく一握り。
そこには、パンの作り方、品揃えだけでなく、いかにお店をつくって運営するかといった多角的な視点が必要になり、人気店にはそのすべてを考え抜いた“パン哲学”が貫かれています。
本書では、「トラスパレンテ」が誇る人気アイテムの変遷や同じレシピでも各店による違いを案内します。
店頭には1日約100種類のパンが並び、多くのパンを作るための生地に、種類や副材料の使い方、カフェスペースのあり方も紹介。
首都圏を中心に8店舗のパン屋を運営する同店の、いかに地域に根づく店舗を作るか、スタッフと一緒に働くこと、リーダーとしての仕事内容も披露します。
「トラスパレンテ」のパンが好きな人はもちろん、現在パン業界に携わっている人、愛されるパン屋を目指す人にとっては指南書ともなる1冊です。