本書は、『MJ無線と実験(月刊誌)』の人気連載「名曲を訪ねて シネマの森へ」をまとめたものです。
映画に用いらてれる様々な音楽を、レコードやCDのジャケット写真とともに紹介します。
作品数は102点にのぼります。
本書で選んだ音楽のほとんどは、映画の中で使われた既成のジャズやポピュラー、クラシックなどです。
よく知られた映画や音楽ばかりではなく、なかにはかなりマニアックな作品についても取り上げました。
資料的な要素、興味あるエピソードやトリビアも紹介しています。
また、映画の内容がわかる簡単なストーリーも加えました。
ジャズ評論家の寺島靖国氏より、帯に推薦文もいただきました。
「映画や音楽の資料的要素に加え、あたかも映画を観ているようなストーリー展開で読ませる。柳沢正史さんの博覧強気的文筆に感嘆しました」