おつりの計算は「たし算」の方が便利
九九の9の段は9×9だけ覚えればいい!
学校の授業で聞いたこと、もしかしてカンチガイして覚えてない?
江戸時代からタイムスリップしてきた算数親分が、教科書で暗記したような通り一遍の考え方に染まる現代っ子に喝を入れます。
日本には、江戸時代に独自に発展させた「和算」という数学文化がありました。
様々な解き方を神社で披露しあうなど、庶民にも広く愛されていたのです。
そんな時代からやってきたキャラクターが、数や図形の本質的な理解を促すために、登場人物たちと楽しいやりとりを繰り広げます。
勉強っぽくならないように、どの単元もストーリー仕立てで展開していますので、算数嫌いなお子さんでも、普通の漫画を読む感覚で楽しめるでしょう。
教科書にはない考え方を紹介していますので、算数が得意な子はさらに算数が好きになるはずです。
もし算数との向き合い方に迷ったら、本書をお子さんに読ませてみてはいかがでしょうか?
この本を面白く読めたらなら、テストの点が悪くても心配することはありません。
まだ面白い授業に出会えていないだけ。
この本で、算数の本質的な楽しさを味わってください。