「人物デッサン」に対する苦手意識を持っている方は多いと思います。
人体を描くうえで「バランスがとれていること」は重要ですが、
本書では「人の存在感を表現する」ことをテーマとしています。
そのために、まず大事なことは「観察」すること。
髪の生え際から毛先までの流れ、腕を伸ばしたときの筋肉、スカートに出来たしわ、床に落ちた影、体重を支える脚
すべてに意味があることを理解し、見たものをそのまま描きおこすのではなく
「存在感を表現する」という思考でデッサンに向き追えば、確実に上達します。
眺めているだけでも学べるハイクオリティなデッサンを作例にしていますので、
高いモチベーションで、デッサンに取り組めます。