日本の伝統的な植物として親しまれているツワブキ。
日陰でも生育し、秋から冬の花が少ない時期に黄色い花をつけることから、ガーデニングで欠かせない植物といわれている。
また、変化アサガオのように、葉の形や斑といった変異を「芸」として楽しむ植物でもある。
本書では、昔から変異形として趣味家に親しまれてきた品種はもちろん、著者自身が作出した数百に及ぶ品種のなかから、特に芸に優れた品種を多数掲載。
新品種については、本書の発行を機に種苗会社等から順次リリースされる予定。
さらに、正しい栽培管理、育種方法、歴史や分類、変異に関する用語集など、知られざるツワブキの驚きの世界がわかる内容となっている。
園芸界のツワブキの認識を変える園芸家必携の書。