「全てのトレーニングは試合につながっている!」
2016-17シーズンの「Fリーグ」を制したシュライカー大阪・木暮賢一郎監督によるフットサル戦術書の決定版。
選手の半数以上がアマチュアのチームを優勝に導いた秘訣は、木暮監督が編み出した「トレーニングデザイン」というメソッドにある。
「限られた戦力、時間、場所において、最大限のパフォーマンスを引き出す」
チームとしての目標、コンセプトを設置・呈したうえで、それを実現するためにトレーニングをデザインしていく。
ウォーミングアップからクールダウンまで、全ての練習がコンセプトに沿って行われるため、練習でやったことが、すぐさま試合につながるのが、この「トレーニングデザイン」の最大のメリット。
残念ながら、日本のフットサルを取り巻く環境は十分とはいえないのが現状。
練習回数が十分にとれない……
GKの選手がいない……
コートが狭い……
ゴールが一つしかない……
選手が集まらない……
そうした限られた環境の中でもチームを強くしていくためには、それぞれのチームに合った、トレーニングを考えることが重要になる。
本書では、木暮監督がFリーグクラブで実践して優勝に導いた独自のメソッド「トレーニングデザイン」を紹介する。
具体的なトレーニングとともに、どんな目的で行うのか、どのような設定にするのか、なども詳しく解説する。
練習回数、プレーヤーの質、所属カテゴリーなどそれぞれのレベルに応じて最適なメニューの組み立て方が学べるので、本格的なチームから初心者チームまで、どんなチームにも応用可能。
本気で上を目指して頑張っている
なかなか結果が出なくて悩んでいる
選手のレベルにばらつきがある
格上の相手に勝利したい
あらゆるレベルでプレーしているチームにオススメの1冊。