若い小学校の先生にとって、もっとも苦労するのが子どもたちとのコミュニケーションのとり方。
ましてやクラス全体を1人でまとめ、授業を円滑に進めるのは、想像以上に至難の業です。
本書では、話のプロである落語家・立川談慶が、落語のエッセンスから、小学校の先生を対象とした、学級運営をスムーズに行なうための具体的な技術を紹介。
さらに、長年学校の現場に立ち続けてきた指導のプロである玉置崇が、そのエッセンスを実際の学級運営につなげる解説を行ないます。
「落語も授業も仕込みが肝心」などの授業に入る前の心構えから、「授業の前にまくらを話す」「会話は聞くが9割」など誰でも今すぐに取り入れられるちょっとした・でも非常に有用な授業テクニック、そしてみんなが盛り上がる授業レク、さらに子どもウケのいい落語噺も多数掲載しています。
本書を読めば、子どもたち一人ひとりと信頼関係が築けるのはもちろん、クラス全体が「笑いの力」でまとまり、最高の雰囲気のクラスになれること、間違いなしです。