2014年は若手棋士が躍進し、ベテラン勢と正面衝突した年となりました。
中でも中国棋士の躍進は目覚ましく、柁嘉熹、金志錫といったニュースターが誕生しました。
一方、日本勢の巻き返しもあり、グロービス杯U-20戦では一力遼と余正麒の日本代表二人が決勝戦を争いました。
古力と李セドルの十番碁も注目を浴びました。
勝者8400万円(敗者340万円)という破格の賞金で争われた真剣勝負は、世界中の囲碁ファンの視線を釘付けにしました。
これらの世界戦の決勝戦・準決勝戦・注目局を詳細に解説。
以前にも増してスピード重視が進んだ世界レベルの考え方を、余すところなくお伝えします。