音楽ファンの間ではLPレコードが賞用され、ジャケットサイズやライナーの読みやすさからも根強い人気を保ってきました。
ここ数年は、有名アーティストがCDと同時にLPもリリースし、LPの人気が徐々に高まって生産枚数は飛躍的に増大しています。
CDを聴き馴れた音楽ファンは、初めてLPレコードに触れたとき、その音の質感の違いに驚くことでしょう。
それはなぜか? 本書はその疑問に答えてくれる1冊です。
単なるハードウエアの解説書ではなく、LPそのものの魅力を味わう内容となっていて、ジャズの名盤にさまざまなヴァージョン違いがあること、プレスを重ねるたびに音質が変わっていくこと、レーベル再編でそれまでと異なる会社から発売されることがあること、レコードジャケットの変遷などを詳しく解説。
ジャズのレコードコレクター必見の内容です。