2019年、配信開始から2週間でプライム・ビデオ利用者に最も視聴されたAmazonオリジナルドラマの1つ『ザ・ボーイズ』の原作コミック邦訳版第6巻!
コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。そこに登場したのが「ザ・ボーイズ」だ――ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる!
【収録内容】
「Over the Hill with the Swords of a Thousand Men」:長い時間がかかったが、妻を殺されたビリー・ブッチャーの復讐は果たされようとしていた。ただし、彼が犯人を捕まえることができればの話だ。耐え忍んだホームランダーがついにヒーローたちによる軍隊をアメリカ軍に対峙させる一方で、ボーイズは最終決戦の準備を整える。戦いがホワイトハウスで始まり、フレンチとフィーメールは解き放たれ、ヒューイは自身の恐怖と向き合う。そしてMMは最後まで忍耐強くヴォート・アメリカンのスーパーヒーロー計画の最大かつ最も恐ろしい秘密を急いで明らかにしようと試みる。ブッチャーは1人で恐れることなく死の口へと足を踏み入れるが、そこで彼を待ち構えていたのは彼の暗い夢を超えるものだった。
「The Bloody Doors Off」:戦争は終わり、世界は救われた。完膚なきまでに叩きのめされたヒーローたちが、二度と立ち上がることはない。ではいったい誰が、彼らを完全に殺せる地球上で唯一の物質を118トンも必要とする?
ボーイズの面々は、ずっと昔に誘われた戦いにおける最後の苦しみに巻き込まれ、事態は悪化の一途をたどり始める。独りぼっちで運に見放されたヒューイは、自分が最後の血まみれの道を進んでいることに気づく。そして最後に彼を待ち受ける真実は、衝撃的なものだった。ビリー・ブッチャーの復讐は、「ザ・ボーイズ」の物語の最終巻で幕を閉じる。
本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「vol.11:Over the Hill with the Swords of a Thousand Men」と「vol.12:The Bloody Doors Off」を合本した翻訳版です。