あまり明るいとは言えない主人公「八木」は、中学2年になるとイジメの標的にされてしまい、自殺してしまう。しかし、「八木」は、なぜかふと目を覚ますのだが、そこで気が付いたのは自分の葬儀が行われている会場を空から見ている自分だった。そこには、生前思いを寄せていた「剛人」が本気で悲しんでくれている姿があった。しかも彼は自分のことを好きだったと…。その嬉しさと復讐の恨みから、「剛人」に取りついてしまったヒロインの決して実ることのない恋が始まるのだが…。本当に大切なものとはいったい…盲目的な、進行とすら言えるその感情を、愛と呼ぶのかも知れない。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。