浴衣を着ると、思い出してしまう。色欲にまみれていたあの頃を――。 結婚して3年目になる専業主婦の私だったが、私には忘れられない過去がある。それは大学時代、尊敬していたゼミの教授と肉体関係を持っていた事実。特に思い出されるのはあの夏のこと――私は教授に浴衣をプレゼントされ、二人で夏祭りに繰り出した。そこで私は教授から、様々なことを教わった。野外でのセックスの解放感。アンダーヘアを剃ることの淫猥さ。そして、他人に自分の恥ずかしい所を見られることの快感……。そんな教授も大学を辞職し、私の前から去っていった。それ以来野外での淫らな行為を自制していた私。しかし夫の海外出張を機に、封じ込めていたはずの身体の疼きが抑えきれなくなり……!