事業の趣旨に共感した不特定多数の方々からインターネットを通じて小口の資金を集める「クラウドファンディング」を、自治体が地域創生に活用する方法について事例をあげながら解説。自治体におけるクラウドファンディングの活用を、①自治体自らが実施する事業の資金調達(歳入確保型)②自治体の関与するPPP(公民連携)事業の資金調達(PPP活用型)③地域の事業者の資金調達等を支援することを通じた政策実現(政策実現型)の三つに区分し、それぞれの役割、仕組み、活用形態、活用に当たっての課題等について、具体的な事例をもとに詳解し、どの自治体でも取り組めることを示している。