あらすじ「お前の体を拓くのは、私だけでいい」新進気鋭の画家・京司は中東の国・ニーラムザールを旅行中に、ひったくりに遭った挙げ句、暴漢に襲われてしまう。助けてくれたのは、ニーラムザール国の王子・アサド。彼は京司の大事な筆を持っていて、返して欲しければ俺を楽しませろと要求してくる。王宮で監禁生活を送る中、アサドの兄・ニスルと話していただけなのに何故かアサドに牢屋に入れられ、犯されてしまった京司。身も心も傷つき、それなのに彼を憎むことができなくて……。そんな折、国の政策をめぐり、王宮内が二分していることを知る。アサドを取り巻く不穏な気配に、京司はなんとか彼の役に立とうとするのだが――。横暴な王子×意地っ張りな画家のアラブ系BL。